あのちっく小屋

ネット上で"子供"と接する事について思うことと『映画 シェフ』をみたこと

2022.08.23
あのちっく

無職生活ももうすぐ1年になる。 この1年私が何やってたのかは少しずつブログに書いていこうと思うのだけれど、3DCG界隈やバーチャルクリエイター界隈・Web3界隈なんかにいました。

その中でかなりの数の"子供"と接したとは思っていて、これは働いていたときはあまり殆どやらなかったというか出来なかったことかもと思ってる。子供と接するというのは、相手と同じ目線に立つのか、しっかりした大人の立場で話すのかという振る舞いの使い分けに悩むことが多い。これを日々やってる世の保護者たちはほんとすごい。

ネット上でなにか具体的な活動をする時、「子供だから論外」というのは、思ってるより多くないんだなというのは再認識できた。

動画配信サイトでの活動をみても、大人よりも集客に成功している子供はたくさんいるし、価値を生み出すことに限定すれば昨今のインターネットというのは本当に大人も子供も関係なかったりする。

まぁコミュニケーションを取る上で、同年代の友達同士のノリでやっちゃって不意に人を不快にしちゃうケースとかはあるけど、そんなの大人もやるし、丁寧に正していけばいいことだし。

話は変わるけどちょっと前に『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』っていう映画をみた。

一流シェフがレストランを辞めて、自分の子供とフードトラックをやる話。主演・監督がアイアンマンでおなじみのジョン・ファブロー。他のキャストもMCU映画に出てくる人が多くて、個人的にとても観やすかった。

内容もストレス無く見れるのでおすすめ。

で、ネタバレにならない程度に言うと、一緒にフードトラックをやる息子のパーシーもちゃんといい仕事をする。

責任能力云々の話を棚上げすると、子供もちゃんと働けるんだと思わせる説得力があった。

あと、シェフの父は息子に料理の楽しさを知ってほしいと思い料理に関する色々なことを教えるんだけど、それを観て私は「子供に自分の好きなものを受け継げていいなぁ」という気持ちよりも「それ別に実子じゃなくてもよくない?」が勝っちゃった。

現実には親と同じ職業になることを望まれてしんどい子供ってのも少なくないし、そこらへんはあくまで映画の話よね。

社会の一員として行動する喜びを伝える対象は、自分の実子でも、インターネットで出会った見知らぬ子供でも、そんなに変わらないんじゃないかなぁと。いや、変わるわ。

でもまぁ、実子だけが全てじゃないよね。

私は受け継ぎたいものは自分の子供ではなく、近しい志を持つ自分より若い誰かを対象にしていきたいなと思いました。

おわり。